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<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01//EN" "http://www.w3.org/TR/html4/strict.dtd"> <html> <head> <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=UTF-8"> <title>MeCab: 未知語処理</title> <link type="text/css" rel="stylesheet" href="mecab.css"> </head> <body> <h1>未知語処理の定義</h1> <p>$Id: unk.html 161 2008-02-03 09:58:46Z taku-ku $;</p> <h2>概要</h2> <p>未知語処理(辞書に載っていない単語の形態素解析の処理)についてユーザが再定義できます。</p> <h2>設定ファイル</h2> <p>配布辞書のディレクトリにある char.def と unk.def という2つのファイル を変更します.</p> <h3>char.def</h3> <p>未知語処理のルールです. <a href="learn.html">こちら</a>を御覧ください. </p> <h3>unk.def</h3> <p>未知語に対する品詞列のテーブルです. <a href="learn.html">こちら</a>を 御覧ください. </p> <h2>ケーススタディ</h2> <h3>数字の連続を1つの形態素とする</h2> <ul> <li>辞書 (*.csv ファイル)から数字のエントリを削除します。 ipadic の場合は、Noun.number.csv の中から、ローマ数字のエントリを消去します。 <li>char.def を修正し、数字の連続が未知語になるようにします。 <pre> .. NUMERIC 1 1 0 .. </pre> <li>unk.def を修正し、数字のコストを小さくします。 4カラム目のコスト値を 0以下の小さい値に設定します。 <pre> NUMERIC,1204,1204,0,名詞,数,*,*,*,*,* </pre> <li>辞書をコンパイルします。 <pre> % /usr/local/libexec/mecab/mecab-dict-index </pre> </ul> <h3>ASCII 文字列は、スペース/タブのみで分割する (kakasiと同一動作)</h3> <ul> <li>辞書 (*.csv ファイル)からアスキー文字列を含むのエントリを削除します。 <li>char.def を修正し、スペース、記号を除く文字を同一字種(ASCII)にマッピ ングします。他のエントリも同時にチェックし、0x0021..0x007E の領域を 他の字種にマッピングしないようにしてください。 <pre> ASCII 1 1 0 0x0021..0x007E ASCII </pre> <li>unk.def を修正し、ASCIIのコストを小さくします。 4カラム目のコスト値を 0以下の小さい値に設定します。 <pre> ASCII,1192,1192,0,名詞,サ変接続,*,*,*,*,* </pre> <li>辞書をコンパイルします。 <pre> % /usr/local/libexec/mecab/mecab-dict-index </pre> </ul> <hr> <p>$Id: unk.html 161 2008-02-03 09:58:46Z taku-ku $;</p> </body> </html>